グッズ作成時の色見本の見方・色見の判断について
色見本で悩むことがありませんか?
プリント系のグッズや、印刷紙の色見本の色名と色の見本から好みの色を判断するとき、とても悩みませんか?
著者は、Tシャツの色見本で大変悩んでいました。理由はTシャツオリジナルプリントを依頼するとき、PRINTSTAR(プリントスター)、glimmerグリマー、UNITEDATHLE(ユナイテッドアスレ)国内ボディメーカーのTシャツから選ぶケースがほとんどです。
このとき、ユナイテッドアスレとグリマー(プリントスターは同じ会社)でTシャツの色が違います。とくにグレー系が微妙なのです。著者工房でひつようなのは、ネイビー。
ネイビーはもともと英国海軍軍服色でどのような色味なのかが決まっています。各社ほぼ変わりません。
ところが、グレーの濃い色。とくにダークグレー系が微妙に、赤味、青味、緑味に寄っている色がありカラー見本ではわかりかねることがあるのです。
色見本の画像からでは判断できかねるグレー系の色味
ユナイテッドアスレの色見本を見てみましょう。
- スミ
- インディゴ
- スレート
- ヘザーブラック
ブラックはその名の通り。
ヘザーブラックは、さらに黒くした色味
ネイビーはこれをみるとかなり黒に近いですが、青味が強く、実物ですとネイビーだとわかります。
ダークグレーに見える色を3色に絞った
問題は、「スミ」、「インディゴ」、「スレート」です。
インディゴは濫の色ですので、ジーンズのような青味色のはずです。
さて、どうしたものか。欲しいのは、グレーが濃くなった、ダークグレーなのです。
色見本名から、判断する
そこで、カラー見本についている色名。これからどのような色なのかを判断してみました。
https://www.i-iro.com/dic/ カラーセラピー・色彩図鑑様を利用してみます。
「スミ」を検索しますと。
「インディゴ」はどうでしょうか。
全然違うじゃないかと思うのですが、制作側は、「インディゴ」=青味の強い黒に近い色という意図と判断しました。
では、「スレート」はどうでしょうか。
スレートは粘板岩色ということがわかります。粘板岩は実物の色はダークグレーよりもう少し明るいグレーです。
これにより、著者が意図したダークグレーに近いのではないかという色は「スミ」だと判断しました。もっとも、画像を画像編集ソフト(GIMP・Photoshop)で色を確認する方法もあるのです。
ところが、画像を拡大するとわかるのですがドット単位でみると、いろいろなグレーが混ざっており、どのドットの色を採用すれば良いのかに、迷います。赤味のグレーだったり、青味のグレーだったり、そしてそれらのグラデーション色も複数あり一概にこの色だとサンプルすると大怪我をする可能性があります。
もちろんその手が悪いわけではありません。自分の意図するところに合っていれば良いのです。
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