軍艦とFusion360と.12.7センチ連装砲B型
艦艇艤装のうち、大砲の部分を砲塔または主砲と呼ぶのですが。Fusion360を利用して描く中でその過程を公開します。まずは、立体化したい 12.7cm連装砲です。駆逐艦潮の艦艇側面図面を作成したイラストより話を進めます。
細かい点は、保留にして進めます。
この砲架、もともと対空戦闘を可能にする事を目的に仰角75度に引き上げた12.7センチ連装砲B型と呼ばる砲ですが、砲盾厚み3.2ミリと言う薄板でこれでは米戦闘機機銃12.7ミリブローニング機関銃では貫通していまう厚みです。
さらに対空戦闘に必要な時限信管のセットを行う機構がなく、戦闘機に追随するスピードを、砲制御機構が持っておらず対空戦闘には不向きでした。また、島風に続く12.7センチ連装砲シリーズはD型まで、登場しますが機構は変わらず最後まで対空戦闘に苦戦する事になります。
さて、この12.7センチ連装砲B型を、3D-CADで描こうとしています。そのためにFusion360でどのように描くかの練習をやっております。Fusion360を始め3D系のCADの情報はYouTubeコンテンツ等にて多数公開されていますが、意外にどの方法が自分が「今」描きたい形状を描けるのかの見極めというか、判断が難しく描きたいんだが方法が分からいという状態が続いています。
なのでとにかく「慣れる」ことを前提に「とにかく形をつくっていく」を目標にとりくんでいます。また使えるコマンドで、なるべく近い形を描くことに集中しています。これはいままでJW-CADやAUTOーCADを使えるようになったきっかけが、とにかく今描ける形を描いていく。そのなかでコマンドの使い方を深掘りし、わかった範囲で描き方を試しつつ、完成度をあげていく。
この方法はかなり有効で、かつ短期間で習得のレベルが上がります。おなじようにillustratorで。Photoshopで。さまざまCAD、グラフィック系ソフトの習得ができるようになった方法です。
側面図
チュートリアル的な作画ですが、できることで砲塔らしい画像の半身(ミラーコマンドで残り半分を描くことが可能)で描いています。
この程度ならほんの数分でえがけてしまいます。大切なのは、「描きたい図形をイメージする」四角の形を変形させると、似たような図形になる。それに長い円柱を取り付けると砲塔らしくなる。などのイメージを描くことです。
そのイメージを実現できそうなコマンドをどんどん試していく中で描くテクニックも向上していきます。
目指すは12.7センチ連装砲B型。形は違いますが、描くイメージははっきりしてきました。どう描くか、どのコマンドで実現できそうか。それらに思いを巡らして。。
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特型Ⅲの一番砲架の12.7センチ連装砲はB型改Ⅲ?
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