Tシャツを作るためのデータ作成・Photoshopバージョン(AIイラスト・Midjourney等)その1

AIイラスト生成,グッズ作成,データ加工方法

 以前から軍艦・戦車のTシャツ作成にはまっております。

そして今は夏真っ最中!ドライTシャツが必須です。

これがないと日中生きていけません。まずドライTシャツはポリエステル繊維100%が多く、通気性・速乾性に優れています。

このTシャツにAIイラスト作成TOOLたとえばMidjourney等で作成した画像をプリントするためには、それに適した画像が必要です。

Midjourneyの機能(画面にあるU1~U4はそれぞれの画像をアップスケールするボタン)でアップスケールすると。。

この画像ですと、1024x1024の画像が得られます。これをパソコンにダウンロードして適当に名前を付けて保存しします。

それをPhotoshopで開きます。

☆彡またはー>

ブラウザでアップロードした画像をブラウザで開き、それをクリックすると最大サイズになります。この状態で、マウスの右クリックー>画像をCOPYでコピーします。それでPhotoshopの新規ー>クリップボード(1024x1024が用意されている)が出てくるのでクリック

そうすると白紙の新規ができますので、編集ー>貼り付けではりつけると、ぴったりしたサイズで画像ファイルができます。

ー>ここまで。


ここでは手っ取り早くブラウザでアップスケールした画像を開き、クリックして最大サイズ 1024x0424にした画像を画面上で、右クリック ー> 画像をCOPY した状態で説明に入ります。この画像はパソコン上でクリックボードにデータが格納されます。

このデータはjpgファイルでかつ。

縦横 1024×1024 pixel

解像度 72pixel/インチ(72DPI)になっています。

ここでそのままPhotoshopを開いて①の操作に行きます。(別の画像を操作すると解像度が違ったりします)

① Photoshopのメニューバー 「ファイル」 -> 「新規」をクリック

下記の画面に遷移します。

ここで新規に作成する画像サイズと解像度を決めます。

画面に表示されている

「クリップボード 1024X 1024 」をクリックするのですが。ちょっとひと手間必要です。

この画面に

縦横がセンチで表示の場合

作成される画像サイズのプロパティ(値)が表示されているので確認ください。

  1. 縦 1024 センチなら36.12
  2. 横 1024 センチなら36.12
  3. 解像度 72 (ピクセル/インチ)

という表示が見えます。この画面ではpixelで1024x0124ですね。

1024といえばサイズが大きいように思えますが、解像度によって変わってきます。

じつは先ほどCOPYした画像は1024X1024ですが。。。

解像度が72ピクセル/インチ です。(72dpi)

印刷に必要な解像度は300ピクセル/インチです。

参考HP

【 画像解像度の単位 】「pixel」と「dpi」と「ppi」って何が違うの? (core-canvas.com)

ここでうっかり72ピクセル/インチで作ると低解像度の画像となってしまうので、300pixelにします。


新規で作成する画像のプロパティ値画面をもう一度。

 変更箇所は

  1. 解像度
  2. カラーモード
  3. 8bitと表示のある部分
  4. カンバスカラー

まず 1.の解像度

解像度を300と入力 ピクセル/インチはそのまま

2.カラーモードは印刷会社の指定では「CMYK」カラーなのでそれを選択

3.上の画面CMYKの横にあった、8bitではフルグラフィックは厳しい(8bitは256色)ので16bitを選択します。

4.カンバスモードは背景の色なのでからなず「透明」を選択

これで、新規画面設定がおわったので「作成」クリックして新規画面を作ります。

作成した新規画面から画面(ファイル)のサイズを確認しましょう。

メニューバーの「イメージ」ー> 「画面解像度」をクリック。

確かに

  1. サイズ(ピクセル) 1024x1024
  2. 解像度 300ピクセル/インチ

これにブラウザに表示させたアップスケールした画像を張り付けます。

メニューバーの「編集」->「貼り付け」を選択。

1024x1024にぴったりです・・・・・・


ここで安心してはいけません。じつは・・・・・

今回は解像度を300dpiとし、画像サイズを

35センチx35センチ または4134X4134pixelにする。

必要があるのです。印刷の仕様をみると

  1. 解像度は300dpi(300ピクセル/インチのこと)
  2. 印刷できる範囲は最大 35×35センチ(このサイズまで印刷できる)
  3. データは実サイズで納品(サイトにアップロードする

となっています。では35×35センチの画像かどうか先の画像を確認しましょう。

メニューバーの「イメージ」ー> 「画面解像度」をクリック。

ここで縦横のインチだったものが「センチ」=「cm」になっていますね。

例にならって変更してみてください。

サイズの縦横が、8.67X8.67センチですね。

サイズの縦横が、8.67X8.67センチが「実サイズ」なです。

えええええ~~~てなりますよね。大丈夫です。これを変更します。サイズを上げるのです。もちろん300ピクセル・インチなんで、画像劣化の心配もありません。

印刷可能範囲は35×35センチなので、数値を変更します。

「OK」ボタンを押すと。。。

GUNガールさんがめちゃくちゃ巨大化しました。そうなんです。こうなるんです。

もう一度解像度を確認しましょう。

メニューバーの「イメージ」ー> 「画面解像度」をクリック。

あれ? サイズはcmだと、35x35cmのままだし、300ピクセル/インチの解像度じゃん。

なにがかわったの?

そうなです。この画面解像度の縦横のcm(センチ)をピクセル/インチに変更してみてください。

1024x1024ピクセル/インチだったデータが、ほぼ4倍の4134x4134ピクセル/インチ。これが300ピクセル/インチをセンチに変換すると35×35センチで、ピクセルにすると41374×4134ピクセルとなるのです。

では・・・あの36.12×36.12センチかつ72ピクセル/インチはなんだったんでしょうか。

サイズをセンチすると36.12センチと35センチでほぼ違いはありません。これがピクセルに直すと

1024ピクセルが4134ピクセルとなる。

72/300≒1024/4134の比率となる。 どちらも約0.24 これを逆にすると。。

300/72≒4134/1024は、約4.14倍

1kから4Kになったってことです。これが巷にあるWebサイトで画像を張り付けたらアップスケールして2倍または4倍になるのネタばらしです。

でも、Photoshopなんて高価なソフト持ってないです。て方。

名作 完全フリーソフト GIMP(Ver2.X)があります。無敵です。同じ結果をえられます。

「GIMP」無料で高機能な画像編集・処理ソフト – 窓の杜 (impress.co.jp)

さて、これで必要なデータ加工はおわりました。もちろん。ご自分のロゴマークや、画像データをご自分で修正されたい方はいったん保存の上加工ください。このデータを印刷会社の指定方式 PDSや、JPG等でアップロードください。    

では2回戦に行きます。次回をお楽しみに。

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