経済産業省はAI半導体開発に命運をかけているのではないだろうか。

2023年12月8日AI

AI画像生成をおこなっている手前、AI関連情報を都度には収集しているわけですが。

日本は、かつて半導体大国でした。

そして、わすれてはいけないことがあります。「CPU」

それはインテルの「4004」からはじまったのです。

Intel 4004 – Wikipedia

これは、日本の電卓メーカであった、ビジコム社がインテルにCPUの原型となるIC開発を依頼しその権利はビジコムが持っていたのです。

嶋正利 – Wikipedia

嶋氏 日本においてCPU開発の第一人者であることは間違いなく、嶋氏の著書「わが青春の4004」は、猫工艦の本棚にいまもその魅力を失うことなく、愛読書の一冊となっています。

それほどこのCPUの世界において、そののちのメモリー半導体の世界トップのシェアを誇った日本ですが。

やはり、ここでまたもアメリカに大敗してしまうのです。

そして、日本の半導体産業は奈落の底。といった雰囲気です。ことごとく半導体製造企業は撤退に次ぐ撤退。官民で産業再生に臨んだはずのエルピーダも経営破綻。

やることなすこと恥の上塗り状態。

その10年の沈黙から、いくつかの奇跡的に残っている日本ならではの半導体関連での強みとなった技術がここにきて大きな意味をなしてきた。

半導体製造装置や、各種工程における素材のシェアの大きさ。そこはかつての日本を彷彿させる確かな強みが残っている。その牙城をコテに。もう一度、かつての半導体大国の復活。

じつは、このあたりの話は、「地政学」とよばれる政治・各国の動向・そして、各所でいまだに消えない火薬のにおい。

これこそが、いま日本で半導体産業を復活させる大義名分となりつつあるのです。

日本近隣でもっとも火薬の匂いが強い場所といえば、「台湾有事」これらの影響もあってか、台湾にある世界最大手半導体受託生産会社のTMCS。 台湾積体電路製造 – Wikipedia

ここと日本の合弁会社が誕生し、熊本で工場建設中なのです。

そして、官民一体のプロジェクトとして、「ラピタス」 先端半導体「Rapidus(ラピダス)」北海道千歳に工場建設へ | NHK | 北海道

これが世界最高の2ナノメートルの半導体製造を目指しています。ここで、話はそれるのですが、九州と北海道になぜ工場建設となったのか。すこし疑問に思います。半導体製造はその製造工程において莫大な水資源を必要とします。九州は熊本での建設はすでに半導体製造拠点となりつつある九州内の中心熊本の地の利があるといえるのですが、北海道はどうなのでしょうか。

著者は、きな臭いこの世の中だからこそ、選ばれた可能性があると考えています。

さて、ここでもう一度。なぜ日本は半導体製造の地位復活をめざしているのでしょうか。日本では一度敗退したら敗者復活戦といった考えが成り立つケースをみたことがありません。規模が大きくなればなるほど。

ではなぜ。

それは「AI」という状況が取り巻く、近い将来の勢力地図的、地政学も含めた戦略的思考によって意思決定されたというべきかもしれません。

日本政府が目指す日本の将来のキーワードに「AI」が不気味に組み込まれているといっていいかもしれないからです。

AIはさまざまな反対勢力により、規制が非常に厳しいのです。特に欧米と米国において。

さらにAIを産業の芽と感じる欧米大企業のひとつ。あのIBMとの協調がもちあがっているのです。IBMは未来のコンピューターの心臓であるCPUにIBMが自社開発している「量子コンピュータ」を日本との共同開発をめざしています。

これらの動きは、西側諸国と東側諸国とのパワーバランスにもかかわってくる話題でもあるのです。それはかつて日米半導体戦争といわれる時代を経て、敵味方であった半導体業界の中にあって、東側諸国とこのところの紛争騒ぎが、かつての敵であった日本を味方として、今度は東側諸国との半導体戦争そして、AI技術戦争に突入していると言えるのです。

AI技術を実現するための、アルゴリズムを動かす中央演算装置が、グラフィックス関連描画計算につよいGUPと呼ばれる画像演算処理装置との親和性がとても高いということらしいのです。

そしてAI技術の発展には既存のCPUではなく、GPUが相応しいのです。さらに日本でも開発が進む量子コンピューターの実用化に向けて日本に開発センターの設立を目指しています。

あわせて、日本の大学に半導体関連学部の計画が持ち上がっており、九州の大学が参入する予定です。

まだまだ続くのですが。本日はここまで。

次回をお楽しみに。

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Posted by necogiji