12月18日 FMM新型護衛艦のしろ一般公開

2023年12月10日護衛艦のしろ,護衛艦

 この日、佐世保に配属となったのしろ。雪化粧の中で公開された詩型護衛艦MMFのしろの一般公開に参加してきました。

 独特の艦尾。現在、長崎の三菱造船所でつぎつぎと建造されている護衛艦の一隻で、佐世保に配属となった一隻です。特徴的なシルエット。いままでにない直線的かつ出っ張りを極限まで減らした捨てレス性を追求した船体をもつ護衛艦です。

 早朝の為、乾舷が光によってそのシルエットがはっきり確認できます。なかなに美しい船体をもつ船です。水面の波が光の反射によって船体に映しこまれる様子は雪化粧と合わせてなんとも不思議な印象を受けました。
 突起物を隠すさまざまな工夫がなされ、それぞれどのような仕組みになっているのかと、とても興味深く観察していました。

 特に船体側面、乾舷のナックル。エッジの効いたラインがスパッと一直線に走る様はとても美しい。

今回、iphoneですが細部を撮影したので記事にしてみます。

艦尾のハッチが幾つかあるのですが、中心かつ大きなハッチは艦艇に必須の内火艇やボートが内部に格納され上にハッチが開き、発進する仕組みでした。動画に公開されていました。iPhoneで撮影の為、ピントが合っていない。望遠でまったりした画像に鳴っている等、お見苦しいかと存じますが、しばしお付き合いください。
 このハッチ。下から上に扉が開く機構になっていると思われますが、中から何が出てくるのか興味あります。ご存じの方。ぜひご教授ください。
 ロッドアンテナは、船体に切り込みがあるので90度横向きになるのではないでしょうか。

 係留ロープ関連の艤装はすべてレーダー波を上下にそらす防護板のような仕切り板の中に設置してある。フェアリーダーや、キャップスタン、リールなど接岸に必要な機材すべては、レーダー波を反射し的確にその艦艇の大きさを露呈させる要因となるため、このような仕切り板によってレーダー波をそらし、船としてのサイズを誤認識させることをねらっているといわれている。

 がしかし、これら仕切り板(どのような名称なのかがわからずこのように記載しています。どなたかご教授ねがいます)の上下はモーター制御かと思えば、手動でギヤを回しワイヤー・滑車によって上下する機構だったのは、ちょっと驚き。(そんなところで予算削減しなくても。。)

本日はここまで。後日追記いたします。

関連記事

護衛艦いなづまを観てきました。

https://www.necokoucan.com/?p=4644