著者曰く。なんて書き出しですが、著者は仕事で、Jw_cadまたはAUTOCADを利用しています。どちらも仕事で使う必要があったので、独学で習得した次第なのですが、やっている中で気づいたことがあります。
Jw_cadは日本製、AUTOCADは米国製。
じつに、このあたり国民性が良く出ているなと思うのです。
話は変わってJw_cadは無料で使えるので建築cadとしては全く問題がないと大変人気です。
ですが。機械作図には全く利用されていません。理由は。驚くことに「精度がでない」のです。
機械製図は小数点以下の数値を精密にあつかえることが必要ですが、Jw_cadはことの始まりが16ビットコンピューターで一世を風靡したNECのパーソナルコンピューター PC-9800シリーズから始まったCADでもっとも初期型は
「ハードウェア上の制約により座標データを単精度実数のMicrosoft-CのAlternate演算ライブラリ[2]により演算しているため、JWC形式のデータを倍精度実数で扱うCADで読み込むとわずかながら数値の誤差が発生する。」 ウイキペディアより引用 Jw_cad – Wikipedia
現在のバージョンは倍精度の演算で改善されていますが、角度数を利用した作図では15度+15度~と作図していって、最終的に360度のはずが数値がずれてしまう経験があり、制度の問題だと認識したことがあります。
また、画面座標点を利用した、地図図面座標値との変換には使えません。
一方、AUTOCADはJw_CADの問題を当初からクリアしており、測量図作成等のニーズにはAUTOCAD系が利用されています。
また大手建築会社ではほぼAUTOCADを利用しているので大手企業の下請けとなる場合、データ互換で苦労する羽目になります。
そういった理由で、AUTOCADの習得は必要性の高いものだと考えています。
一般人には関係ないんじゃない?という声がきこえそうですが、このJw_CADとAUTOCADの「戦い」は日本人の特性といいますか、特徴といいますか、そのあたりを表しているような一面があってとても面白いのです。
現時点はここでいったん締めます。次回の更新で追記させていただきます。また、それぞれのCADの実践的利用法なども書いていきたいと思います。ではでは。
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