不死鳥・響の全記録——艦首90度折れ・3度の大破を越え「ヴェールヌイ」へ転生した特型駆逐艦「響」

艦首が90度に折れたまま、たった5ノットの後進で1500kmを帰還した駆逐艦があった——特型「響」。3度の大破を乗り越え、キスカで418名を救い、ヴェールヌイとして転生した不死鳥の全記録。

白露型駆逐艦の全解説——『抜群ノ功績』夕立の突入と、幸運艦・時雨の孤独な生還

「混乱の激しさは海戦史上その例を見ないもの」——ニミッツ大将が評した夜戦の張本人は、一隻の駆逐艦「夕立」だった。日本初4連装魚雷を搭載した白露型駆逐艦10隻の全艦歴と伝説を徹底解説。

特型駆逐艦Ⅲ型(暁型)の全解説——「海の武士道」と第六駆逐隊・4隻の伝説

「おい、助けてやれよ」——たった一言が、敵兵422名の命を救った。1932年竣工・特型駆逐艦Ⅲ型(暁型)第六駆逐隊4隻の全艦歴と、海の武士道・騎士道の物語を徹底解説。

特型駆逐艦Ⅱ型(綾波型)の全解説——仰角75度の革命と10隻の伝説

「天霧が撃沈した魚雷艇の艇長は、後にアメリカ大統領になった」——1929年竣工・特型Ⅱ型(綾波型)全10隻の艦歴と、仰角75度が変えた戦争を徹底解説。

スリガオ海峡夜戦1944——西村艦隊の最期と時雨だけが生き残った理由

生き残ったのは時雨ただ一隻——1944年10月25日未明、スリガオ海峡。戦艦山城・扶桑・航巡最上を失った西村艦隊の壊滅と、駆逐艦「時雨」だけが帰還できた2つの理由。レイテ沖海戦・情報戦の視点から読み解く。

日本海軍特Ⅱ型駆逐艦1番艦 「綾波」 ―― 建造から壮絶な最期まで

はじめに 日本海軍の誇る駆逐艦群の中でも、特に高い評価を受けたのが特型駆逐艦シリーズ。その中で、改良を加えた特II型に属するのが駆逐艦『綾波(あやなみ)』です。優れた攻撃力とバランスの取れた性能を誇った特Ⅱ型駆逐艦「綾波 …

最後まで生き残った特型駆逐艦──駆逐艦「潮」戦歴と軌跡

ミリタリーファンなら誰しもが一度は耳にする「特型駆逐艦」。その中でも、太平洋戦争を最後まで戦い抜き、生き残った数少ない艦の一つが、吹雪型駆逐艦「潮(うしお)」です。 今回は、その軌跡を追いながら、「潮」がたどった激戦の歴 …

陽炎型駆逐艦3番艦「黒潮」――太平洋戦争を駆け抜けた勇敢なる駆逐艦の記録

駆逐艦黒潮 図面 12.7センチ連装砲C型俯瞰図 日本海軍が誇る量産型高速駆逐艦「陽炎型」の一艦、「黒潮(くろしお)」は、開戦から終戦までの幾多の作戦に参加し、数々の激戦の中で奮戦しました。本記事ではその諸元から最期の瞬 …

陽炎型駆逐艦一番艦「陽炎」─最精鋭型駆逐艦の先駆けとその終焉

陽炎の諸元(設計・兵装) 項目 内容 艦種 駆逐艦 艦型 陽炎型(一番艦) 建造所 川崎重工業神戸造船所 起工 1937年9月3日 進水 1938年9月27日 竣工 1939年11月6日 基本性能 項目 数値 排水量 常 …

特Ⅰ型駆逐艦「白雪」— 吹雪型駆逐艦の中堅、激戦を駆け抜けた名艦

白雪は吹雪型駆逐艦(特Ⅰ型)の2番艦として横浜船渠で建造され、太平洋戦争緒戦からソロモン戦線まで、南方攻略やガダルカナル島の輸送作戦で活躍しました。世界初の近代的駆逐艦として知られる吹雪型の性能を体現し、エンドウ沖海戦や …

特型駆逐艦 吹雪型 ― 海軍革命の先駆けとなった新世代駆逐艦

■ はじめに 吹雪型駆逐艦は、出現当時「世界最強の駆逐艦」と称された革新的艦級です。 吹雪型駆逐艦(ふぶきがたくちくかん)は、日本海軍が1920年代後半から1930年代初頭にかけて建造した特型駆逐艦の代表的な艦級であり、 …

白露型駆逐艦 ― 日本初4連装魚雷発射管を装備の新世代駆逐艦、その特徴とは

白露型駆逐艦の特徴 1930年代の日本海軍における技術革新の象徴、それが「白露型駆逐艦」です。特型駆逐艦(吹雪型・綾波型・暁型)で得た経験を元に、白露型は戦術思想の転換点となる設計で登場しました。 1. 概要 白露型は、 …

日本海軍・陽炎型駆逐艦 ― 技術の結晶、そして夜戦の覇者 ―

■ 陽炎型駆逐艦とは 陽炎型駆逐艦は、1937年(昭和12年)から建造が始まった日本海軍の主力駆逐艦であり、「特型」駆逐艦から発展した艦隊型駆逐艦の完成形です。海軍軍縮条約の制限解除後に登場し、条約の制限に縛られない自由 …